平成20101日から全国健康保険協会(協会けんぽ)が設立され、現在の政府管掌健康保険の業務を運営します。
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■保険給付について

医療機関で受診された場合の自己負担の割合や傷病手当金などの保険給付額及び支給要件に変更はありません

■手続先について

被保険者資格の取得・喪失や標準報酬月額の算定・月変などの「適用」に関する届出は、従来どおり各社会保険事務所で行います。これに対して傷病手当金などの「給付」に関する手続きは、全国健康保険協会の都道府県支部で行います。大雑把に言えば、健康保険の加入・脱退といった入口と出口は各社会保険事務所、加入中の保険給付は協会健保の支部というイメージです。

ただし、退職後も任意で継続して健康保険に加入する「任意継続」については、申請手続きを含め協会健保の支部で行います。任意継続の保険料は、金融機関での納付となります。

■被保険者証について

新しい被保険者証の切替が順次行われる予定です。切替が完了するまでは、現在、所持している被保険者証がそのまま使用できます。なお、新被保険者証の形式や切替がいつまでに行われるかということは、現時点で明らかではありません(2008年9月19日現在)。後期高齢者医療制度のようなゴタゴタにならないといいのですが。

■保険料率について

協会設立時の保険料率は、従来の保険料率(8.2%)が適用されます。なお、来年10月までに都道府県別の新保険料率が設定されることとなっています。



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佐々木社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士 佐々木 誠

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